第30回 H.B.A. CLASSIC 創作カクテルコンペティション・チャンピオンシップ & カクテルフェスティバル2016
去る、6月25日(土)非公開審査、6月26日(日)公開審査にて、札幌プリンスホテル(札幌市)に於いて、第30回 HBA CLASSIC創作カクテルコンペティション チャンピオンシップ&カクテルフェスティバル2016が開催されました。 第30回記念大会となるHBA最大の創作カクテルコンペティションが、東京、大阪以外では初めて地方での開催となった。 会場は、札幌プリンスホテル28階「トップ オブ プリンス」全フロア―を使って行われた非公開審査(25日)と、国際館パミール全館を使用して開催された公開審査(26日)で行われた。 26日の公開審査である創作カクテルコンペティションの冒頭に、会長 小森谷弘より挨拶が有り、地方開催になった経緯などの話や、ご来場のお客様への感謝の意が述べられ、選手入場へと進んだ。 全国12支部から総勢21名の選手と限られた枠で支部予選会を勝ち上がってきた選手たちも、ステージ上では さすがに緊張を隠しきれないと言った感じで、毎回ではあるがピリピリした感じが会場内に伝わって来ました。 開場と同時にお客様が一気に入場し、300席弱用意した席があっという間の満席となり、約100席ほど緊急対応せざるおえないほどの勢いは、会場ホテルで北海道支部長の門間もうれしい悲鳴を上げておりました。 それでも、3階のコンペティション会場は立ち見の状態で観戦されるお客様が多く見受けられました。 また、会場と同時に6階ではHBA賛助会ブースもオープンし、スクリーンでは競技も観戦でき、中には賛助会商品を試飲しながら競技観戦をするお客様もおられました。 来場総数は当初の目標500名をはるかに上回り、700名を越えるお客様にご来場いただきました事に、この場を借りて改めて御礼を申し上げます。
司会進行役には、HBAが誇る名アナウンサー芹野雅弘副会長と、北海道支部所属第25代HBA CLASSICチャンピオンの佐藤康代さんに努めて頂きました。 競技は、3人の選手が同時に演技する方式で行われ、3名の技術審査員によりその技術が審査され、5名の審査員によりブラインド形式で味覚審査が行われ、3名のHBAカクテルコンペティション委員によりその技術が審査された。
審査 | 名前 | 所属 |
---|---|---|
味覚審査 | 石橋 圓行 様 (いしばし のりゆき) | 国土交通省北海道運輸局 観光部長 |
味覚審査 | 明石 伸子 (あかし のぶこ) | NPO法人 日本マナー・プロトコール協会 理事長 |
味覚審査 | 渡邉 一也 (わたなべ かずや) | 一般社団法人日本ホテルバーメンズ協会 名誉顧問 |
味覚審査 | 小森谷 弘 (こもりや ひろし) | 一般社団法人日本ホテルバーメンズ協会 会長 |
味覚審査 | 福手 進介 (ふくて しんすけ) | 第29回HBA CLASSIC創作カクテルコンペティション グランプリ |
技術審査 | 古澤 孝之 (ふるさわ たかゆき) | HBAカクテルコンペティション委員長 競技委員長(理事) |
技術審査 | 野田 浩史 (のだ ひろし) | HBA理事 HBAカクテルコンペティション委員 |
技術審査 | 下迫 靖文 (しもさこ やすふみ) | HBA理事 HBAカクテルコンペティション委員 |
21名の競技が終了し、カクテルフェスティバル2016 in SAPPOROの開始に当たり、小森谷会長のご挨拶の後、友好団体のご来賓紹介、NBA岸久会長、NBA酒向明浩副会長、NBA早川惠一専務理事、PBO北村聡チアマン、PBO松本徹バイスチアマン、JSA上野文一専務理事のご紹介が有りました。
続いて、前回の片岡孝太郎様に続いて、お二人目のHBA大使任命式が執り行われました。HBA大使には、「北の国から」などで全国的に著名な、脚本家の倉本聰先生にご就任頂きました。 任命する会長も若干緊張気味で、HBAバッチ、任命証、お名前入りのゴールドシェーカーを授与致しました。 また、倉本聰先生は、常にお飲みになるオリジナルカクテルがございます。 「ラステー ペン」(Rusty Pen)ジャックダニエルをベースに55ml、ドランブイ5ml、基本的にはオールドファッションドグラスにビルドで作るカクテル、「ラステー ネイル」のツイストカクテルです。 今回は、バーテンダーとして初めて黄綬褒章を受章された渡邉名誉顧問が、ステージ上でパフォーマンスとして、特設カウンターにて、倉本聰先生に「ラステー ペン」をステアで2杯作り、お二人で乾杯してお飲みになられました。
続いて、司会の芹野副会長から、前半11名の選手呼び込みから、一斉に11名の選手のシェーカーの音で
フェスティバルの開始となった
また、3階のコンペティション会場がリセットされ、歴代チャンピオンブースがオープンし、スクリーンに真紅のジャケットを纏った歴代チャンピオンが映し出されると、これも目当てとばかり、移動されるお客様も見受けられました
フェスティバルも終盤となり、会場ホテルである札幌プリンスホテル杉田直也総支配人より、ご来場のお客様へのお礼と、21名の選手への温かいお言葉を頂戴いたしました。 結果発表に際し、味覚審査員を務めて頂いた、国土交通省北海道運輸局観光部長 石橋圓行様より今大会に関する総評と、21名の選手への労いのお言葉を頂戴し、今大会審査員長を務めた、HBA理事(カクテルコンンペティション委員会委員長)古澤孝之より審査員総評が述べられた。
結果発表は、古澤競技委員長より司会の芹野副会長に審査委結果が手渡され、各非公開審査結果から発表され、 グランプリ観光庁長官賞は、第29回チャンピオンの福手進介氏より、グランプリ受賞者としての心構えや、思いを託し発表された。
第30回 HBA CLASSIC創作カクテルコンペティション・チャンピオンシップ結果
■総合優勝 グランプリ(観光庁長官賞)
吉田 宏樹(ホテルニューオータニ)
※イメージ
高みを目指し数々のカクテルが生まれた檜舞台。多くの人に支えられ今日を迎える。
第30回記念日に感謝を込めて捧げます。「ブリリアントブーケ」心からのありがとう。
■総合2位
泉 孝祐(リーガリヤルホテル)
■総合3位
飯塚 貴也(ホテルグランパシフィック LE DAIBA:現グランドニッコー東京 台場)
■筆記審査最優秀賞
八重樫 猛(オーセントホテル小樽)
■ブラインド味覚審査最優秀賞
角田 翔(ホテルグランヴィア広島)
■接遇審査最優秀賞
泉 孝祐(リーガリヤルホテル)
■最優秀技術賞
飯塚 貴也(ホテルグランパシフィック LE DAIBA:現グランドニッコー東京 台場)